
これはごく平凡に生活している美容師が自宅で切り刻ませてしまうという切ないお話である。
昨夜はいつものごとく家に帰宅。
夕食は極力家で食べているので、この日もペコペコで帰ったわけです。
すると、あいさつするや僕を見た妻がいきなり
「ねえねえ、その髪汚すぎでしょ。いい加減切ったら??」
僕「き、汚い。。。」
た、確かにこの数カ月ろくに髪も切らずボサボサだったわけなんですが。。
帰って早々、汚いって。。
いきなり先制パンチに若干面喰った私。。。
僕「まぁ、そのうちなんとかするよ。。」
すると
妻「いやいや、それ営業妨害だから!」
チーン
「はい、切ります。。」
というわけで、その場で断髪することに。
まあ、もはや目の場所すら判断できない前髪ですよ、確かに。
伸ばしちゃいけなかったようです。。
即席のセット面を用意し、カットしてもらうことに。
妻「 はあ?ちゃんとするし。」
「あ。。」
もう何も言えません。。
任せることに。
あ、ちなみに妻も現役バリバリの美容師なんで技術はなんの問題もないんですが、心配な事が。。
ちょいちょい遊びが入るんですよ。。。マジで。
では、お願いします。
バツ、バツ、バツ!
ちょ、いきなり前髪からパッツンに切り始めよった!!
おーい!!!!!
おいおいおい!!!!
なんで思いっきりマッシュべースやねん!!
これ仕上がり完全に蛍ちゃんやんけ!!
いきなり遊び全開やん!!
それ以上やんなよ!!
それ以上やったら絶対にこうなるから。
こっちの方が営業妨害やから!!
僕「ホンマちゃんとしてくれ!!」
完全に関西弁です。。
妻「、、、、」
手を止める事はなく切り進める妻。
もう僕の震えは止まりません。。。。
明日、ちゃんと仕事に行けるのだろうかと。。。
心配しかありません。
はあ。。。
ようやくトップに動きをつけ始めよった。
バシバシと切り進めてます。
うん、だんだん蛍ちゃん脱出してきましたね。
でもまだ安心はしていません。
どこでヤられてしまうかわからないですから。
お、だいぶそれらしくなってきましたね。
ようやく峠を越えたようです。
こうして見ると確かにひどかったな。
オカルトでしたね。
すみませんでした。
さあ出来ました!!
結果ちゃんとやってくれたみたいです。
ホントにどうなる事かと思いましたが、なんとか最悪の状況からは逃れる事ができたようです。
まあ、しばらくは切られないで済むように小奇麗にしてようと思います。
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