市販のシャンプーとサロンのシャンプーは何が違うのかまとめてみた

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普段のサロンワークの中で、お客様からヘアケアやスタイリングについてのやりとりをする中で、たまに出てくる質問があります。

『市販のシャンプーで何が一番いいですか?』

美容師さんならほぼ100%お客様から聞かれるであろう『美容師あるある』ではないかと思います。

世の中でこれだけCMなりやっていると、この質問はなくなる事がない質問なんでしょうね。

だいたい僕は『良い市販のシャンプーがあればウチでも扱ってますよ。』って初めにチクリと(笑)

もちろんその後、なぜ市販のものを美容師がオススメしないのか説明するんですが、サロンワークでは正直、深い説明はあまりしないんです。

というのは、ラウレス硫酸だの石油系界面活性剤だの言ってもよく分からないんじゃないかと思うんですね。

自分なら「はぁ。」ってなんとなく分かりましたけど。。。なんか難しいですねって終わってしまうと思うんです。

なので簡単にしかお伝えしていませんが、今回は市販のシャンプーとサロンのシャンプーの違いをしっかりまとめてみようと思います。

ボトル

市販のシャンプーとサロンのシャンプーの違いは?

シャンプーの構成は水と洗浄剤で8割から9割を占めています。
この大きく割合を占めている『洗浄剤』が一番の違いと言ってもいいかもしれません。

  • 市販シャンプーは

【高級アルコール系界面活性剤】と呼ばれる洗浄成分をメインに使用されたものが多く、非常に値段が安いのに泡立ちがいいという特徴があり、台所で使用する食器用洗剤などにも使用されます。

某洗剤CMでも洗浄力が強く、あっという間に油汚れが落ちるのを売りにしているのを見かけると思います。

そのように【高級アルコール系】と呼ばれる洗浄成分をメインにしたシャンプーは、洗浄力が非常に強いので皮脂を過剰に除去してしまうい、頭皮は足りなくなった皮脂を補うために更に皮脂を分泌するようになり、その皮脂をまた除去して… という悪循環に陥ってしまい、これが薄毛や頭皮の荒れの原因にもなりますし、ダメージを進行させたり、カラーやパーマのもちを悪くする原因にもなります。

「高級アルコール系」洗浄成分はシャンプー容器の裏書に『ラウレス硫酸ナトリウム』『ラウリル硫酸ナトリウム』、ラウレス硫酸アンモニウム』という表示の成分があるものが見分け方になります。

  • サロンシャンプーは

【アミノ酸系界面活性剤】と呼ばれる洗浄成分をメインに使用されたものが多いです。

髪や肌もアミノ酸で構成されていますので、非常にやさしい、安全性が高い、という特徴がありますが良い原料を使用する分、値段は高くなります。

ここがサロンシャンプーと市販シャンプーの価格差が出るところなんです。

代表的な成分としては「ココイルグルタミン酸」「グリシン」「メチルアラニン」などがあります。

アミノ酸は髪や体を構成しているタンパク質の成分です。

その成分で作られているわけですから髪や頭皮に優しいのは納得できますよね。

水、洗浄剤以外の残りの1割は?

これは良く聞くフレーズかもしれない【シリコン】、そして【保湿成分】や、【香料】などです。

この【シリコン】はいろいろ言われていますよね。

そもそもシリコンとはとろみのある油のようなもので、髪の毛を外的な刺激(紫外線や摩擦など)から守ってくれるものです。

しかしシリコン製品はNGだとか、「ノンシリコン」にした方が良いとか、いかにもシリコン系シャンプーが悪者かのような扱いですが、本当は必ずしも悪いわけではありません。

実はサロンシャンプーの多くにも、シリコン系の原料が使用されています。

というのはシリコンにも質があり、サロンシャンプーに含まれるシリコンは、水溶性のもの(代表的な主成分は「ジメチコンコポリオール」「セチルジメチコンコポリオール」など)で、お湯で洗い流せるため髪に蓄積することはありません。

一方、市販のシャンプーに使われているシリコンは疎水性で、使う度に髪の表面に蓄積していき、カラーやパーマを邪魔したりするわけです。

では、シリコン系のシャンプーはどんな方にオススメかというと「髪の毛ダメージしている」という方。

特に女性の場合、髪が長い方やカラー、パーマで髪が傷んでいる方が多いですよね。

このような場合は、シリコン系シャンプーで髪の毛を守るほうが良いです。

一方、ノンシリコンシャンプーは、髪の毛を守ってくれるシリコンが配合されていません。

そのため、「育毛剤などを使っている」という方には頭皮にシリコンが残ったりしないので、オススメです。

しかも、最近のノンシリコンシャンプーには、シリコン以外の成分で髪を守ってくれる成分も増えてきたので、使ってもキシキシしないノンシリコンシャンプーが増えてきています。

このようなシャンプーなら、髪がダメージしている方や髪が長い方も使って大丈夫でしょう。

というようにサロンのシャンプーに関してはシリコンについて心配するということは正直あまりないので、どちらが必ず良いということはないと思います。

まとめ

美容室に販売しているシャンプーは市販で販売されているシャンプーよりも価格が高いの、低刺激の洗浄成分で、髪に負担がかからないように作られています。

また、アミノ酸やタンパク質の補給や褪色防止、など、カラーやパーマをきれいに保つための役割など普段のお手入れをサポートする成分がしっかり含まれている所が大きな違いになります。

せっかく時間とお金をかけてされた髪型(カラーやパーマなど)、が、安価な市販シャンプーのためにすぐに駄目になることを思えば、サロンのシャンプーは美しさをより長く楽しむ”必要経費”ではないかと。

そして年齢を重ねられても健やかな髪をずっとキープするために是非シャンプー選びは美容師さんと一緒にしてもらいたいと思います。

 

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